白河市はもっと評価されていい
昨日の記事で地元の白河高校のことを書いたわけですが,よくよく考えたら地元の白河市を書けば他のブログと差別化できるのではないかと考えました。
下手したら福島県下最弱の都市といわれそうな白河市ですが,そんなことはありません。
住めばよいとこ住みよいところ。空気がおいしい水がうまい。東京から新幹線で1時間30分少々。
旅行好きでマイナーな観光地が好きなそこのあなた。一度きてみんしゃい。
白河市の歴史
白河という言葉で思い浮かぶのは「白河の関」ではないでしょうか。
高校野球の優勝旗が白河の関を越えられない(最近だと空輸で北海道まで行ってしまってますが)で有名な白河の関のことです。
かの有名な松尾芭蕉のおくのほそ道でも「春立てる霞の空に白河の関越えんと…」という句があるので,ほとんどの日本人であれば知っていると思います。
江戸時代中期には寛政の改革を行った松平定信公が,白河藩主時代にレクリエーション地として「南湖公園」を施工したと伝えられています。
明治維新以降は1889年白河町が制定され,1949年に白河市となりました。
1959年には新白河駅の前身である磐城西郷駅が開業し,1982年に新幹線が開業し,新白河駅に改称しました。
2005年に市町村合併により周りの村をとりこんで,新市制が発足しました。
白河市の自慢
白河ラーメン
トップバッターは白河ラーメンです。
福島といえば喜多方ラーメンだって?
違う。白河ラーメンこそ王道なのです。
なぜ,王道といえるのか?
白河ラーメンは「太縮れ麺+薄味醤油スープ 」のラーメンであり,ノスタルジーを感じさせる一杯だからです。
おいしさもそうですが,遠い故郷を思い出させてくれる志向のラーメン。
一番のおすすめは「とら食堂」のラーメンです。
上記に貼っておりますが,お店はいつも行列で近隣の県からも来る人がいるほどです。
⇒他のおいしいラーメンならこちら
南湖公園
冒頭でちょっと述べましたが,日本最古の公園です。
大きな湖の周りに松林等の木々が生い茂っており,森林浴に最適です。
大きな湖である南湖では,5月~10月くらいまでボートにのって遊ぶことができます。
この公園にある売店では南湖団子というものが販売されており,こしあんとみたらしの2種類ですが,癖になる味で意外とはまります。
⇒贈り物ならこちら
白河ダルマ
あまり知られていませんが,白河市は日本三大のダルマ名産地なのです。
個性豊かなダルマであり,毎年2/11は白河市内でダルマを売り出す「だるま市」なるものが開催されています。
ちなみに白河市のご当地ライダーであるダルライザーは白河市ダルマをモチーフにして誕生しました。赤と黒のスーツが渋いです。
白河小峰城
これまた知られていませんが,白河の小峰城は東北名三城に数えられる名城なのです。
近くに駐車場があり,白河市内に近いので利便性はばっちりです。
いまは石垣を工事しておりますが,中はしっかりしていて見ごたえあります。
築城したのは丹羽長重氏。西軍に味方して領土を失いながらも大名に復権した方であります。
ちなみに白河市のご当地キャラの小峰シロは,この小峰城をモチーフにして誕生しました。黒髪のツインテール。製作者はツボを押させております。
まとめ
ダルマにラーメン,お城に公園。
意外に見どころ満載の白河市。
お泊りは新白河駅の目の前のホテルサンルート白河で,市街観光は駅近くのレンタカーを借りると便利です。
是非一度お越しください。