ライフログ51。

家と会社の往復だけじゃ嫌だと思ったサラリーマンのライフログ

【批評】子供に対する寛容さについて考察

 

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photo by zakiyamato

子育てについて,子供に対する寛容さが昔よりなくなってきていると思える現代日本。

「保育園が落ちた日本死ね」という言葉がでるくらい子育て環境が乏しくなってきています。

その理由を考えようと思います。

ironna.jp

1.この記事が印象に残った理由

実は私自身,子供に対して苦手意識を抱いています。

ギャーギャー騒ぐ声が聞こえるとどぎまきしてしまうのです。

なんでか考えてみると,今までおとなしいいい子で育ってしまったことに対する反発心で「俺は我慢していたのに,なんでお前らは好きかってやって許されんだよ!!」って思いがあるからではないかという結論に至りました。

そして,その感情は子供に対する寛容さがないことを表しており,まさに自分のことを言っているのではないか・・・そう思い,この記事が印象に残りました。

2.子供に対する寛容さがなくなった訳

それは昔の人は自分が生まれ育った地域で一生を過ごす人が多かったので,自分が住む町が自分の領土・領域であると認識していて,子供は自分の所有物であると考え,叱りはすれど子供には寛容であったのではないかと考えております。

逆に今は、上京・転勤などで生まれ育った地域以外に家を買う,もしくは転々として過ごす人が多いので,自分の領土・領域が家の中だけであり,そもそも子供は他人のものという意識になってしまっているのではないか,他人のものだからこそ寛容になれないではないかと考えました。

私の場合,高校卒業後に上京してそのまま住み着いてしまったので,子供が自分のものという感覚がありません。だから,子供に対して他人行儀になってしまい,苦手意識が生まれてしまったのではないかと思いました。

3.今後は

自分の領土・領域を広げることにあるのではないでしょうか。

例えば,神田昌典氏の「2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)」で地域のコミュニティを作ることの大切さが記載されており,大人も子供も同じコミュニティに入ることで,自分の領土・領域がコミュニティの範囲に拡大した時に初めて子供が自分の所有物に思える,つまりは子供に対する寛容さが生まれるものだと考えました。

まずは,自分の趣味・関心ごとから地域サークルを探すのが良いと思います。

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